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*@・目次*
ご挨拶/1. 明けました!/2. お年玉/3. 退屈/4. 本能ですから/5. もういらない/
6.v遊びをせんとや生まれけむ/7. 本日の悪事と怪獣の謎/8. 毛布LOVE♪/
9. 怪獣、まっしぐら!/10. 買い物時の重要確認事項/
ご挨拶
あけましておめでとうございます。
旧年中は当サイト、当日記を訪問して下さって大変有難うございます。
怪獣ことティカにゃんは、今年も傍若無人にマイペースで生きていると思いますので、期待してください。私にとっては頭が痛いかもしれませんが……(笑)
昨夜整えた新年の飾りつけは何とか無事。
今回は千両だの松葉だの、たくさん余ってしまったので色々飾ってみた。
すると早速やってくる怪獣……
日中はこの位置に飾ってあるけど、万一引っくり返された時近くに有るテーブルタップが危険なので夜は移動している。
それにしても昨日活けたのに、もうぐったりしているとは! 千両って水喰いだったのね……
どうりでウチの寄せ植えの千両、なかなか実がつかないハズだ。
因みに万両はやっと実がついた。
なんか嬉しい。その調子で金運がアップしてくれたらもっと嬉しいな。(←希望)
怪獣はしばらく千両にちょっかいをかけていたが、ようやく飽きたようだ。
そこで今年の初写真を撮ろうとカメラを向けるのだが、相変わらずカメラシャイでこちらを向いてくれない。
だったらせめて愉快なポーズをとってくれ! 芸の無い奴め。
恒例の初詣と友人宅での新年会なので怪獣はお留守番。
昨日に引き続いて千両の行く末が気がかり。
実は千両、妙にぐったりしてると思ったら怪獣が引っ掻き回して水から浮いてしまっていた為と判明。
何をしているかというと、活けた千両を掻き分け、手を突っ込んで水を飲む。結構深い壺だからほとんどこぼれて残らないだろうに、ペロペロと。
……だから、そんなトコロの水をわざわざ飲むな、っつーの。
終いにゃ顔を突っ込んで、「取れないー!!!」と騒いでるのじゃなかろうか。
そしたら割らなきゃ取れないかも。
あの壺は倒産商店の処分品だから安かったけど、本当は大手ブランドの職人さんの作でとっても高い。桁が一つ違うもの。
……それを割るのは嫌だなあ……(←無情)
しかし幸いそういうことも無く、おとなしく留守番をしていたので褒めて怪獣用のご馳走(蒸しささみと上等のカリカリ)を出し、さらにお年玉として昨年の初詣時に買っておいた金襴の紐を首輪として着けてやった。
赤地に金模様がゴージャスで、茶系の被毛に生えてとても似合う(*^^*)
しかし怪獣自身はあまり気に入らない様子。
まあ大概の猫がそうであるように、首輪自体あまり好きじゃないんだけど。
でもせっかくお正月なんだし、せめて小正月までは着けておいてね。
これも日本の猫のたしなみだと思って(笑)
今日は出掛ける予定も無いし、家で怪獣とぬくぬく・ぼ〜っと過ごすつもりでいたら、今日の怪獣は膝にいてもちょっと過激。
どうやら退屈してきたらしい。
そこで、昨日星さんから(正確には彼女の叔母上から)預かってきたお年玉を出してやる。
袋の周りをウロつき、匂いを嗅ぐ怪獣。
とても気になる様子だ。
実はコレ、猫用の福袋である由。
叔母上、デパートの初売りに行ってみつけ、つい買っちゃったらしい。
「叔母、ティカちゃんファンだから〜」と言って星さんは笑うが、他所のにゃんこに有難い事である。
二人ともとても猫好きなのに、マンションが動物禁だという事で、可愛がってくださるのだ。
いつも有難うございます、星さんの叔母上。星さんも。
日本の集合住宅事情、そういうトコロも早く改善されると良いな。そしたら行き場の無い犬猫も、もっと里親がみつかるだろうに。
で、福袋の中身は猫用おやつとおもちゃのセット。
無添加煮干を食べ、中の猫じゃらしで遊んで怪獣のご機嫌は急上昇。
新しい猫じゃらしは特に気に入ったようで、疲れた人間が放り出しても一人で熱心に遊んでいた。
しばらくは楽しめそうで良かったね、怪獣。
洗濯と掃除で忙しく出たり入ったりしてましてね、中に入ろうとドアを開けて一歩踏み込んだらズルッと滑る。
ナニ? と思って見たら玄関の床が濡れてる……違う、怪獣のリバースやん、コレ!
うわ、踏んじゃったよ。
でも幸いコンクリだから、洗濯の石鹸水と水で洗い流せるな……
はあ、やれやれ。
新年からやってくれるやん、怪獣。
なんかさっきから、玄関でカシカシやってると思ったら……
自分でやっといて「臭いよう」もないもんだ。
因みに原因は、さっき私が干す為に刈り込んだレモングラス(ハーブです。夏場のお茶に重宝)の、落とした切れ端を食べたせい。
ホントに尖がった葉っぱが好きだねえ、オマエは……(ハーブ自体好きだしな)
でも尖ってりゃ、椰子でも何でも齧って簾状にしてくれるので、有難くない。
コレに懲りて少しは行状が改まると良いのだが、猫がこの手の植物を食べるのはそもそもリバースする為だから、やっぱり期待するだけ空しいかもしれない。
この、地球に優しくないネコムシが…… (="=;)
朝も早よから人間の布団を出入りしていた怪獣は、起きない私に痺れを切らして、終いに足に噛み付いて起こしにかかった。
何時よ今! ……あ……10時過ぎてるのね。じゃあいいか……
いくら失職中でも寝すぎだろう、私。
というか、オールナイト勤務の時朝型に戻りつつあったのは一過性だったのか。もしかしたら、身体が適度に草臥れないと朝起きられないのかもしれない。早く次の仕事をみつけねば。
寝起きの頭でそんな事を考えながら怪獣を見ると、首輪が無い。
ゆるんでいたから、布団を出入りしている間に落としたのだろう。
(昨夜結びなおしたのにな……)
因みにブツは新聞を取りに行った際、玄関で発見。
……うーん、ボロボロだ。無遠慮に身体掻くからなあ、怪獣。
しょうがないのでいつもの首輪をはめてやる。
小正月まで保たなかったな。次回からは織物は止めて染め系列の布にしよう。やはり狙いは可愛い縮緬だろうか。
京都は遠いし、今度地元の古物カフェをまた訪ねよう。
首輪嫌いの怪獣としては、何を持ってこられても気に入らないのだろうけれど。
気に入ってます。
お年玉にもらった猫じゃらし。
本当にすごく気に入ったらしく、おかげで以来毎日「遊んでっ!」と要求される日々。
しかも遊びだすと見境が無くなり(それはいつもの事だが)、またコレに限って全く飽きようとしないんだな。
人間のほうが草臥れて放り出してもまだ足りず、一人夢中で遊び続けてます。
別にマタタビとか仕込んである訳じゃないのに(笑)
でもやっぱり動かないのはつまらないらしくて、人のトコロにやって来て「もっとー!」と要求する。
まるで子供に返ったようだな、怪獣。
そういやあの頃は、もっと遊んで欲しい時は犬のようにオモチャを持ってきて要求したが。なので、
「もっと遊んで欲しいんなら、自分で持ってきたら〜? 昔はちゃんとしたやろう?」と言ってみた。
怪獣、やや不満そうに猫じゃらしのところに戻り、一人で遊びだした……かのようにみえたが、遊びながら人の膝元に(猫じゃらしと共に)やって来て、さあどうだ、とばかりこちらの顔を見上げる。
「……」(←縁)
「……」(←怪獣)
「……はいはい。持ってきたね、確かに……」
しょうがないのでもう暫く遊んでやった。
確かに反転ジャンプも連続披露で、遊ばせ甲斐はあるんだけど。
しかし流石は万年幼児、幼児だけにこういう時の体力は半端じゃない。いったい、いつまで遊べばいいんじゃ。
昔、『遊びをせんとや生まれけむ…』と謡った歌人がいたけれど。
現在のアンタは本当に遊ぶ為にだけに生きてるね、怪獣。
認めよう、おかーさんはもう齢です(老齢とまでは言わないけど)。だから大概にしてください。
そうして(登れない)廊下の棚の上に猫じゃらしを仕舞った後も、怪獣は随分長い間、名残惜しげに棚を見上げていたのだった……
母が田舎の卵(檀家に養鶏場をやってる方がある)を分けてくれるというので、貰いに行く。
姉も来たので、ついでに写メで証明用の写真を撮ってもらった。最近は携帯のカメラもとても画質が良いし、いちいち撮りに行ってると写真代がバカにならない。(←それは採用されないからです)それはともかく。
新しい卵は美味しいから(今日は卵かけ御飯かな〜♪)と機嫌よく帰ってきたらば、部屋の真ん中にこんなモノが。→
……これは、昨日ゴミ箱に棄てたゴミでわ。
「……ティカさん?」
怪獣は、(え、何の事? そんなの知らな〜い)とでも言いたげに身づくろいを始めた。
オマエがやらなきゃ誰がやるというのだ。
台所に行くと、果たして倒れているゴミ箱。
「……」
何回も言うけど。
お腹が空いたからといってゴミ箱を漁るな、怪獣。
怪獣は、自分のやった事に頓着せず、後ろから付いて歩いて食事を要求する。
……時間だから缶詰はやったが。
野良犬みたいなマネはやめてくれ。
そもそもコイツ、離乳もロクに出来てない状態で保護したから、ゴミ箱など漁る暇無く家猫になっているハズなのに。
もしかしたら片親が野良か元野良で、ゴミ箱漁りが既に遺伝子まで組み込まれているのだろうか。
謎である。
この冬は急に寒くなったりするものの、比較的暖かい。
そう思っていたが昨夜は布団に入ってからも寝付けないほど寒くて、流石にまだ出していなかった毛布を引きずり出した。
足裏用カイロも貼って、これで、ああ、温い〜!
安心して眠れるよ。
急な行動に迷惑そうだった怪獣も、毛布に気付いてからはおとなしく潜り込む。一見正直者のようだが、そのワリに、それまではずっと布団の上に居たのが謎。
寒くないのかと思っていたが、やっぱり寒かったんやん……ヘンなやつ。
温いのはやはり嬉しいらしく、翌朝外に出ても必ず中に潜り込む。そして御飯の催促すらせずにぬくぬくと寝ていた。
ただ潜り込むのはいいが、何故か定位置を毛布と布団の間に定め、人を下敷きに寝る。こうされると、とても重い。
小泣き爺か泣き赤子のように重量が激増する。(やはり妖怪……)
せめて隣にくっ付いて寝てくれれば良いものを。
霊感も無さそうなのに、毎年妖怪率だけは上がっていく怪獣。
あまりお利口さんではない事は判っているが、冬くらいは猫らしく湯たんぽの役を果たして欲しいものだ。
因みに朝、怪獣はさっそく毛布相手に「お母さーん」をやっていた。→
今夜は焼きそば(正確には焼きスパ。麺をスパゲでやる)。
たっぷり振りかけようと青海苔の袋を開けた途端に、怪獣がダッシュして来てまとわりつく。
怪獣、「いいものでしょ? 何かいいもの開けたでしょ? どこ? 何?」という態度全開で、袋に頭を突っ込みそうな勢い。
流石に頭は入らなかったが中身の匂いを嗅ぎ、皿の匂いも嗅ぎ、人の顔を見る。
(ねー、いいものー)
……何と勘違いしたの?
試しに一つまみ、御飯皿に入れてやった。
怪獣はふんふんと匂いを嗅いで、期待したものではなかった事を確認。しょうがないので戻って来る。
「あんたの欲しいもん、違うたやろ?」
そのまま私をスルーして、ストーブの前へ。そしていかにも「がっかり」という態度で寝そべった。
……だから最初から言ってるじゃないか。
そういや仔猫の頃も、カットわかめの袋を咥えて、すごく嬉しそうに何処かに持って行こうとしたよね、オマエ。
あの弾む足取りは忘れられない(笑)
それにしても、やっぱり未だに幼児レベルなんだ、オマエの頭……
スーパーとかで、アイテム入れ替えの為、在庫品をワゴンセールする事がありますよね。
年末に丁度行き逢って、ドライフードを買いました。
で、今日それを開けたんですが。
開封したら、中には更に小さいパックが四つ入ってる。しかし外袋〜中袋間の空間が妙に多い。
外袋からしたら、正味半分も入ってないのではなかろうか。
……すげー上げ底。
確認したら、正味量800gと書いてある。
いつも買ってるフードは同じ大きさの袋で1,2kg入り。きっぱり一枚袋で……というか、普通この大きさの袋はわざわざ小分けにしないと思うぞ。
で、その値段と買ったフードの差額、約200円。
「……」
思ったよりは入っていたし、たった200円のこととはいえ。
確認しなかった私も私だが、すんげえ損した気分になった。
割引値段でそう思うんだから、元値だと……
絶対買わないな。
これからは、たとえ安くなってても。
セール品でも、きちんと確認しないといけないな、と思った出来事。